会長あいさつ

 岐阜県小中学校教育研究会の会員の皆様方には、日頃より本県の教育振興にご尽力いただき、心より感謝と御礼を申し上げます。本年度、岐阜県小中学校教育研究会会長を務めさせていただくこととなりました。会員の皆様方には、大変お世話になりますが、よろしくお願い申し上げます。本会には、県内ほぼ全ての教職員の皆様に所属していただき、県内30支部、29部会において、本県における教育課題を明確にし、それぞれの地域や教科、領域に応じた実践を積み重ねていただいております。全国的にも誇るべき多くの実践は、本県の教育の質の高さを示しており、これも一重に、本教育研究会のもと、各研究部会の皆様が一丸となって研究を推進し、真摯に実践を続けてこられた結果であると考えています。

 さて、2020年から始まった新型コロナウイルス感染症の感染拡大は第8波を数え、各学校においては、極めて困難な学校運営を余儀なくされ、会員の皆様にも大変なご苦労があったことを推察いたします。同様に、各研究部会の諸事業を推進する上でも、それまでとはまったく異なるご苦労があったことと存じます。それも、ようやく終息に向けて進み、5月8日からは季節性インフルエンザと同様の「5類」に引き下げられ、今後も感染症対策に配慮は必要なものの、以前のように、会員同士が膝を突き合わせて、子供のために熱く議論する本県の各研究部会の素晴らしさが戻ってくることを、心より嬉しく思っております。

 「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(中教審答申)には、「必要な資質・能力」として、様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることが示されています。本県の児童生徒がそうなるためにも、本研究会テーマ「新しい時代を切り拓く資質・能力を身に付けた児童生徒の育成をめざす学校教育の創造」に向けて、県内すべての地域や教科、領域で、取り組んでいくことが必要であると考えます。しかし、県内の本研究部会の状況を鑑みると、児童生徒数の減少に伴う教職員の減少により、地域や教科、領域によっては、部会の諸事業の存続に多大なご苦労をされている部会もあります。従って、私たちは、アフターコロナにおいて諸事業を見直す中で、本県において、どの地域、どの教科、どの領域でも、持続可能な取組を確立していくことが急務です。その意味でも、本会が岐阜県の教育界の中で背負う責務は、今後さらに重くなっていくものと考えています。本年度も、県内の各支部、各部会が、一人一人の児童・生徒の確実な成長につながる研究実践を推進し、教職員が相互に学び合うとともに、「学び続ける教職員」として、資質向上を図っていただけることを願っています。

岐阜県小中学校教育研究部会 会長 岐南町立岐南中校長 伊藤直輝

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